初雪

今シーズン初雪は清里で体験。
久々に無計画で車を走らせ、思いついた場所が清里。自宅出発時は雨がぱらついていたが、問題なかろう、と暢気にいたものの、これが裏目に出た。

韮崎から国道141号を北上し、野辺山に差し掛かったところで、雨がみぞれに、そしてほどなく雪に。路面にもうっすらと白いものが見えだすとさすがに心配になる。

とりあえず、山を越え、国道142号に入ると再び雨になり、一安心。
だがすでに時間は15:30。帰るルートを考えた。

最も安全なルートは国道18号から更埴市に出て、国道20号に出るルートだが、ETCカードを忘れたので、一般道で帰ると、帰りはおそらく24時くらいになってしまう。
次に安全なのは国道152号から松本に出るルート。峠越えがあるが、距離は短い。しかし、やはり帰りは22時を覚悟しなければならない。
で、最短、かつもっとも危険なルートが国道142号で、白樺湖経由して茅野市に出るルート。

で、私が選んだのは一番最後のルート。
白樺湖に出るまでの上り坂で雨が雪に、路面は真っ白、対向車側ではスタックして立ち往生している車が数台。私の走る上り車線は車がおらず、少し前に通ったタイヤの跡がわずかにあるだけ。
セカンドギアに落とし、速度も20km/hそこそこ。タイヤは空回りしながらも坂道を懸命に走ってくれた。

そして坂道での赤信号…。いったん止まったらタイヤが空回りしてスタックしてしまうんじゃないか、と戦々恐々、ガクガクブルブル…。
が、なんとか走ってくれました。

白樺湖を左手にチラ見し、今度は下り坂を走るという恐怖。
ローギアに落とし、ブレーキを踏めずに(上りでブレーキを踏んだら恐怖のスリップ!を体験済み)、地元の軽自動車に抜かされながらも、無傷(精神的ダメージ大)で、無事に帰宅いたしました。

正直、命の縮まる思いをした。
今シーズンの清里はしばし行くまい(苦笑)。

で、帰宅は20:30でございました。

スタッドレス、買お。