小康状態?終了?

意外と体感地震の余震はここ数時間ほどは感じられない。

ところで、今回の地震で全半壊した家屋は一軒もないらしい。M6.5の地震とはいえ、数年前に起きた芸予地震などと地震の規模は同程度である。そちらは確か倒壊家屋があったようだ(うろ覚えです。間違いがあったらすぐに訂正します)。

1977(昭和52)年(私の生まれた年なので覚えているわけで…)から東海地震の防災対策を進めていた成果がでたといってもいいであろう。

台風も過ぎ去ったことだし、一安心と言いたいところだが、果たしてそうであろうか?

今回の地震はいわば、私たちに東海地震のシミュレートさせてくれた、またとない機会である、と考える方がいいであろう。
今回の地震によって、我が家でも防災のありかたを考えさせられた。期限切れの水などがあったのは問題である。使えないわけではないが。

政府は今回の地震が直接東海地震とは関係がない、という報道を行った。横ずれ断層が動いた、ということであるが、この地震で、エネルギーを放出したのか、はたまた蓄えてしまったのか、今後の研究の結果でわかることであろう。

ちなみに、今朝書いた文章、
「しばらくすると水が濁ってきていることが判明。薄い泥水のように濁っている。水道管がどこかで破裂しているようだ。濁り方としてはやや濃い印象なので、自宅からそう遠くない場所であろうと推測できる。」
と書いたが、これが間違っていることが判明。

正しくは、
地震動によって、水道の配管内に詰まっていた鉄錆が上水に交じって水道から流れ出てきた。このため水が濁って出てきた。」
である。
30分くらい経った後に水を使うと濁りはほぼなくなり、さらに30分後には肉眼での濁りはほとんどなくなった。一応確認のために、白いタオルで「ろ過」をする要領で水をタオルにかけてみたものの、特に濁っている様子はない。
ってことで、しかも、その時点で、水もちゃんと流れてきているわけで、水道管の破裂ではないことは明白だったわけですな。

しかしながら、やはり目に見えない鉄錆の成分が残っている可能性もないわけではないので、今朝購入した飲料(ウーロン茶)を飲むことにした。おいしい水はある程度日数もつしね。

それと、今日もドライブに行ってきた。道路状況なども見ておきたかったし。富士宮・朝霧・富士河口湖あたりは土砂崩れも交通網の乱れもなく、問題なし。

これだったら心配なく新潟に行けそうである。